
中央区・港区江戸の文化財活用推進協議会では、観光ボランティアの方を対象に、3つのコースで「江戸文化財ガイド研修」を行っています。2026年7月9日(木)、3つ目のコースである「築地周辺(現明石町含む)の江戸・明治歴史探訪」について、第1回目のガイド研修(座学)が開催されました。
研修会の講師を務めたのはNPO法人 築地居留地研究会 理事の中島耕二(なかじま こうじ)氏。歴史研究を重ねてきた経験をもとに、江戸時代から明治時代にかけての築地周辺(明石町含む)の歴史を解説しました。
明暦の大火(1657年)後に埋め立てられた築地は、その後も何度も火事に見舞われました。「江戸時代のものはほとんど残っていないのでガイドするのは難しいですが」と前置きしつつ、「坂本龍馬も通った道」「『解体新書』が和訳された場所」「慶應義塾発祥の地」など、現在との関わりが感じられるキーワードが続々と登場。
江戸時代の地図をみると、建物は残っていなくても、町割りは現在にも受け継がれていることがわかります。

参加者は、60名を超える応募の中から抽選で選ばれた20名。研修では熱心にメモを取ったり、「なるほど」と声が漏れたりと、関心の高さがうかがえました。
