取組地域の活動報告

第三回 港区文化財セミナー「文化」を開催しました

2026.06.09

港区の文化財を通じた江戸追体験~260年の平和を支えた精神と仕組みを探求する〜

2026年5月9日、港区内の文化財を巡る「港区文化財セミナー」の第3回目が開催されました。今回のテーマである「文化」は、平和な時代を生きた江戸の人々の思いに着目し、文化財を理解するための視点として取り上げられています。技術や制度を指す「文明」との違いを踏まえながら、江戸時代の人々の価値観や暮らし、心や慣習に根差す概念が説明されました。 

講義では、「文化」と「文明」の違いに関する解説を起点に、三つの文化の変遷をたどりながら、港区に残る神社や史跡など具体的な文化財を例に挙げて解説。江戸では「朱子学」に基づく儒教的秩序が重視され、身分や忠義、孝といった価値観が社会の基盤となっていたことも特徴的です。寺子屋などの教育を通じて高い識字率が育まれ、読み書きとともに道徳観も形成されていました。 

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