取組紹介

港区江戸文化共創協議会の取組紹介

2026.04.13

港区江戸文化共創協議会の取組紹介

事業概要

プロジェクト概要

世界が分断と衝突に揺れる現代において、約260年にわたり戦争のない社会秩序を維持した江戸時代の統治体制は、極めて特異であり、現代にも多くの示唆を与える歴史的事例といえます。本事業では、徳川政権の歴史に光を当て、日本型リーダーシップや統治思想の背景にある価値観を、関連する文化財を通じて地域住民や旅行者に伝えていきます。

徳川家康は、戦乱を生き抜いた武将でありながら、論語に学び、仁義・礼節・誠を重んじる儒教的価値観や、武士道に基づく倫理観を政治に取り入れました。こうした思想は、江戸の都市計画や交通・治安・教育制度にも反映され、それらは単なるインフラにとどまらず、平和な社会を支える統治の仕組みとして機能していました。本事業では、江戸の文化財や参勤交代で実際に通行された道筋をたどりながら、増上寺や大名屋敷跡など、徳川の思想が息づく港区内の歴史的資源を巡ります。

参加者の皆様は、江戸の文化財を訪ねるだけでなく、論語の素読や儒学に関する講義、江戸の都市構想について学ぶ機会を通じて、東洋的統治思想の体系に触れることができます。

協議会構成員

  • 一般社団法人 港区観光協会
  • 一般社団法人 地球未来企画
  • 一般社団法人日本遺産普及協会
  • 浜松町・芝・大門マーチング委員会
  • 株式会社 阪急交通社

港区に息づく文化財と伝統文化

港区芝周辺は、増上寺を中心に大名屋敷や寺社が集まった武家文化の地域です。一方で、東海道や高輪大木戸跡に象徴される交通の要衝であり、朝鮮通信使など外交の舞台ともなりました。こうした歴史的背景から、徳川家ゆかりの寺院建築や霊廟をはじめ、街道整備や外交に関わる多様な文化財が今に伝えられています。

増上寺三解脱門|国指定 重要文化財

泉岳寺山門|港区指定 有形文化財

赤坂氷川祭の山車人形 附 山車附属品|港区指定 有形文化財

芝大神宮の力石|港区指定 有形民俗文化財

品川台場(第三台場)|国指定 史跡

協議会による主な取組

詳しくは、こちらからご確認ください。

  • 江戸の文化財をめぐるまち歩きツアー(一般の方・港区観光ボランティアガイド向け)
  • 港区の文化財を学ぶセミナー(一般の方・港区観光ボランティアガイド向け)
  • 江戸の文化財を活用した歴史・文化体験イベント
  • 学校での港区文化財特別授業
  • ブラウザゲーム「えど印帳~文化財探訪記~」

目指す姿

本事業では、江戸の文化財を単なる観光コンテンツとして消費するのではなく、平和と秩序を支えてきた「精神」と「仕組み」を体験的に理解できる、知的好奇心を刺激する取組を展開します。こうした取組を通じて、地域の魅力向上や来訪者の増加につなげるとともに、江戸の文化財や歴史的価値を地域の観光資源として再編集し、DX技術も活用も視野に入れながら、幅広い層に向けて江戸の文化財の価値を分かりやすく発信していきます。

港区江戸文化共創協議会のページは以下をクリックしてご覧いただけます。

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